2011年9月29日木曜日

September Tea Sommelier Seminar has finished

Tea tasting at the factory
September seminar has been held in the best season of Uva tea has successfully finished.
They have tasted more than a few hundreds cup of tea, and visited two different tea estates to study the production of tea.

Talk about tea production with Suprintendants


Visit farest uva estate from Colombo 

New plucking gear


2011年9月27日火曜日

ことしのUVAシーズンは終わった

9月初めにウバ地区の紅茶園の東端にある、ある茶園を訪ねました。 ハプタレを過ぎたあたりから雨が降り出し、ウバ紅茶のシーズンが終わったことを実感しました。
今年は晴天が続いたものの、ウバ圏内のある地域によっては、夕立が降ったりしクォリティーを予測しにくい年でもありました。
しかし平均的にはよい天気に恵まれたと言えるでしょう。

紅茶のフレーバリングは?

2011年、今年のシーズンのウバ紅茶を、数十カップ並べてテイスとしていますと、ほかのメンソールフレーバーとは異質さを感じる、数カップが、突然現れました。茶園を調べますと、以前に幹部が着香を認めた系列茶園でした。
その紅茶は、あるメンソール香を探し求める国のバイヤーが主体に、その週のトップクラスのウバ価格で落札されたそうです。


1996年ころから、ウバ紅茶の幻の香りと言われるメンソールフレーバーのウバ紅茶が出品されるようになりました。1年目は、自分は非常にラッキーだと思い、喜んで買い付けいました。
しかし、翌年もその翌年も、メンソールフレーバーのウバ紅茶が、あるプランテーション経営会社系列の茶園からオークションに出品されるようになりました。
幻のフレーバーが、毎年出品されることを、疑問に思われたある紅茶輸入会社の方が、検査に出されました。
しかしその検出されたメンソールが、天然か、人工のものかは判別できなかったと聞きました。 2002年のシーズンには、そのメンソールフレーバーのウバ紅茶は、出品されていませんでした。

2003年2月からスリランカに住みテイスティングを始めましたが、その時くだんの茶園会社にもあいさつに訪ねました。その時、雑談の中で、最高クラス幹部に「2002年のシーズンにはメンソールがでませんでしたね」と、たずねたところ、「ウバ茶のフレーバリングは、2002年の4月でやめさせました」との答えでした。 何の躊躇もなく認めたことに驚きました。
そういえば、あるテイスターと話した時に、ここだけの話だがとことわって、「本来もともとあるかもしれないメンソールを、少しだけ補完しただけ」と云うのが、彼らの考え方のようだと、話をしてくれました。 スリランカでは、かなりのテイスター達が、口には出さないが既成の事実としているように感じました。